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☆ アワヨトウ 畑大襲来2 2001年7/9 ☆
(撮影 しらとりさん)

☆サイロにもアワヨトウの群れ




☆とうもろこし(もち種)のアワヨトウ
とうもろこしもイネ科なので、アワヨトウは大好き。もりもり食べて真ん中の軸だけにしてしまうそうです。




☆アワヨトウの大海嘯?
牧場、畑、サイロだけでなく、道にもあふれ出したアワヨトウ。
大発生の迫力を感じます。



☆畑の土のアワヨトウ
明るいところだけでなく、やや暗いところにも、たくさんのアワヨトウがいるのがわかります。




☆救世主? 鶏
鶏がアワヨトウを良く食べてくれるのでは、という情報を得たしらとりさんは、さっそく近くの養鶏農家から、鶏を30羽ほど借り受けてこられました。2泊3日の滞在でしたが、なかなかの活躍ぶり。畑のアワヨトウを思ったよりたくさん食べてくれて、かなり減少したそうです。
欠点は、足で土をかき回してしまうことで、鶏さんにふんづけられた作物も多少あったとか。




☆やらせではありません
大活躍の鶏さんの上にもアワヨトウ。
数が多いので、動く鶏さんの上にもたくさん落ちてきます。




☆斜面をころがってくるアワヨトウ
いたるところにあるアワヨトウが、斜面をころがり落ちてくる様子
鶏さんを返したあと、牧草を食べ尽くしたアワヨトウが小麦畑の方に大移動を始めました。




☆小麦、もうだめ
それまで食べられながらも、なんとか持ちこたえそうだった小麦(はるゆたか)でしたが、牧草畑からのアワヨトウの大移動で、急激に食べ尽くされ、この後茎だけの棒のようになってしまったそうです。この大移動と食欲の迫力の前には、鶏の力を借りても太刀打ちできなかったように思う、としらとりさん。


この後、小麦を食べ尽くしたアワヨトウは、急激に減少。
大半はサナギになって土の中に入ったようです。
アワヨトウは北海道では越冬できないらしいので、来年の二次発生の心配はないようです。

私(かない)も、写真を頂いたり、しらとりさんのお話を聞かせて頂く中で、自然の猛威というか迫力をひしひしと感じました。そしていろいろな奮闘をなさったしらとりさんの努力に、感謝します。しらとりさんの観察と実践は、きっと将来、アワヨトウの大発生に立ち会われた方の役に立つように思います。

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