自然と調和するくらしを目指して、いろんな事を考え、行い、考え、行い・・・してきました。
急にはくらしのすべてを変える事はできませんでしたが、できる範囲で実践してきた事を記録しています。
☆目次
食器や鍋・保存容器
竹炭洗濯・石けん洗濯・食器洗い 2001年3月7日更新 New!
ごみを少なくする工夫いろいろ
<食器や鍋、保存容器など>
☆プラスチック容器をなるべく利用しない事を大事にしてます。
→プラスチックは再利用の輪が完結しておらず、環境に与える負荷が大きいため
項目 | 私の使用する容器や材料・習慣など | 利点 |
ご飯たき | 土鍋+ガスでたいてます。 | 安心できること。とってもおいしいこと |
皿ふた | なるべくラップを使わず、残ったおかずですぐ食べてしまうものは、皿でふたをして冷蔵庫で一時保存してます。 | ごみが出ないので無駄な石油を消費しないですむこと |
わさび・からし | 缶入の粉末を小ぶりのガラス瓶に入れ、直接お湯をといて保存。 | 缶は資源回収してます。プラスチックごみを出さずにすみます。 |
おかずや汁 | 大小様々なサイズのガラス瓶をきれいに洗ってとっておき、長期保存するおかず、汁、漬物、ジャム、などたくさんのものをビンに保存しています。 食用アルコールで消毒したあと、よくすすいで使用しています。 正直屋さんのキムチの瓶が広口で手が楽に入り、量もけっこう入るので重宝してます。 |
思ったよりたくさんのものを瓶で保存できます。プラスチック容器と違って容器から化学物質が解け出さないので安心です。 |
お弁当箱 | 竹で編んだおにぎり入れや曲げわっぱを利用しています。これと経木をうまく組み合わせてお弁当を入れてます。ごはんが呼吸できるし、木や竹のの香りが良いです。お値段もそれほど高くありませんでした。(1000円前後) キャンプなどで、どうしても汁気の多いものをもってゆきたいときは、ガラス瓶に入れてゆきます。 |
ごはんが蒸れません。おいしいです。 |
水筒 | 長時間外出するとき、なるべく水筒を1本もってゆくようにしてます。 いつも、という事でなく、無理のない範囲でなるべくですが ^^; |
自販機の飲料を飲む機会が減りました。聞くところでは自販機1台で家1軒分の電気を消費するのだとか・・ |
フライパン | 鉄製のものを20年以上継続して使用。 人類が鉄製品を利用して何千年でしょうか。安全性や使い勝手も安定しています。 使用後、軽く布か紙で油を拭き取って、お湯と布で洗い、だいたいきれいになったら、乾いた布巾で水気をぬぐって火に数秒かけます。これでお手入れOkです。 |
洗剤を使用しないで洗えば、こげつきはかなり防げます。 |
<竹炭洗濯・石けん洗濯・食器洗いなど>
<竹炭洗濯>
竹炭で洗濯をしています。 インターネットで竹炭洗濯ってどうしたらできるの? などと聞かれることが多くなりました。 そこでQ/A方式で竹炭洗濯のあれこれを載せてみました。 Q.竹炭洗濯でほんとうにきれいになるの? A.竹炭洗濯は、石けん洗濯よりはやはり洗浄力は劣ります。 泥で汚れた靴下や、えりの油汚れのひどいものなど、しみのひどいものなどは、竹炭洗濯だけでは少し力不足のように感じます。汚れのひどい箇所を石けんで部分洗いするか、竹炭洗濯するものと、石けん洗濯するものと分けるのも一つの方法と思います。 でも、ほとんど汚れてない服や毎日取り替えている下着、お風呂で1回体をふいただけのタオルなど、石けんを使うのにはもったいない(資源・環境両方に)し、竹炭洗濯で充分なものが意外にたくさんあります。 あと、洗浄力を強めるには、ふろの残り湯を使うと、だいぶ改善されます。 Q.竹炭洗濯で匂いは気にならないの? A.竹炭洗濯では、匂いが残らないので感動! します。 石けん洗濯や、他の備長炭洗濯と比べてほんとに匂いがしないのです。これは竹炭の優れた性質によって、匂いや汚れを吸着する能力が高いからだそうです。 竹炭の量は少し多め(5KGの洗濯量で、だいたい4〜6本)に使い、1重の袋ごとお日さまに干し、時々細かくなりすぎた竹炭を入れ替えるというメンテナンスをしておけば、匂いが全く出ません。しかも竹炭洗濯では、乾いた後ごわごわしない柔らかい干しあがりになります。 Q.竹炭は割れやすいから、洗濯ものは黒くなりませんか? A.意外に黒くなりません。 ただ、真っ白なTシャツは洗濯を繰り返すうちに、白さが落ちてきます。 ごくわずか炭の粉が混じるのかもしれませんが、白さへのこだわりがあまりなければ気にならない程度です。逆に色ものなどは、合成洗剤にありがちな脱色が全くなく、いつまでも良い色合いを保ち続けるので、かえっておすすめできます。 Q.割れやすい竹炭をなるべく割れないように保護する方法はありませんか? A.いろんな方法があります。 ・私は厚手の布袋(お弁当袋など、入り口を簡単にしめやすいもの)3重に包んで使用しています。(使用後干すときは1重に戻す)この方法は炭の粉がもれにくいように感じてます。 お弁当袋の他には、厚手の靴下など良いかもしれないな〜とも思います。 ・以前は小さめの竹かごに入れて、更にそのたけかごをお弁当袋に入れて使用していましたが、竹かごが2カ月くらいの使用でぼろぼろになってしまったので、竹かごで保護するのはやめました。竹かごそのものは、特に洗濯機や洗濯物を痛めるということはなかったようです。 ・プラスチックトレーに竹炭を入れて、そのトレーごと、なるべくぴっちりする布袋で包むという方法でなさる方も多いようです。ただ、私はこの方法は試したことがないので、コメントできません。 Q.竹炭洗濯は面倒なのでは? A.自分では、始める前に思ったほどは面倒ではありませんでした。 使用時に袋などで保護することと、使用後に袋1重にして干すこと(袋から出して炭を直接お日さまに干すのは更にGOOD)、割れすぎた炭の入れ替え(私の場合、5〜10回の洗濯で1回くらい入れ替え)がお手入れの全てです。割れすぎた炭は庭や畑の肥料にしています。 石けん洗濯などでは、洗濯を開始する前に、石けんだけで洗濯機を数分回して、石けんを溶かすという手間がかかりますが、竹炭洗濯にはこの手間はないので、そんなに仕事が増える感じはありません。 Q.竹炭の入手先は? A.最近はホームセンターなどでも良くみかけますし、インターネットで検索して販売先を探すのも良いと思います。 いい竹炭ドット・コム 美濃白川竹炭工房 ☆竹炭洗濯についてわからないことがあったら、「金井さんちの畑便り」などに書き込んで聞いてみてください。経験とわかる範囲でお答えします。 |
<合成洗剤の良くない点>
□合成洗剤の界面活性剤や蛍光増白剤などの有害成分は、現在の上下水道のしくみでは、完全には除去できないらしいです。 |
□合成洗剤には、環境ホルモンの疑いのある物質が含まれています。 |
□合成洗剤の界面活性剤は、生物を殺傷し、弱らせる力があるので、川の生物による浄化作用を妨げます。 |
□合成洗剤の界面活性剤は、分解に非常に時間がかかります。 |
<洗濯や食器洗い>
石けんでの洗濯 | ☆全自動洗濯機でも、洗濯漕を洗うしくみのついた洗濯機では、粉せっけんを使用でき
ます。石けんの使用量は、書いてある分量より、かなり少なくてもきれいになります。3分の2から、半量くらいまで落とせます。 ☆時々漕洗浄(酢+ぬるま湯)して、黒い石けんカスがでないようにすれば大丈夫です。 ☆ふろの残り湯を、夫婦のバケツリレーで使用してますが、汚れ落ちが良いように感じます。 |
食器洗い | ほとんど布+湯で行ってます。 たまに石けん、はぶらし、たわしを使用。 十分油分をおとせば、陶器なら、お湯+布だけで十分汚れは落とせます。 プラスチックの製品は、油と親和性が高く、油が落ちづらいので、食器は瀬戸物かガラス、塗りのおわんのみです。 |
タイル目地の掃除 | ☆ふだんは布+あついお湯でタイルの目地を拭いてます
☆年に1〜2回、石けん+歯ブラシ等で目地を掃除 |
洗顔・洗髪 | 洗髪はお湯で前洗いをしたあと、竹炭1枚を広めの洗面器に入れて、じゃぶじゃぶ洗い、すすいでます。
とても調子良いです。頭皮の荒れも少なくなりました。 家族は、固形石けんを使用してます。固形せっけんは、プラスチック容器ごみが出ないのですっきり良い気持ちです。 |
化粧品 | オーデコロンを時々使用します |
<布の活用>
☆洗い布 | 木綿が適しています。使いやすい大きさに切って、皿・鍋洗いに使い、使用後は固くしぼってほしておきます。また、油料理が続いて、使用感が悪くなったら、せっけんで洗濯して乾かします。またぱりっとします。 |
☆拭き布 | 木綿の他、合成繊維が多少入っていても大丈夫です。但し、固すぎると拭き布には適さなくなります。 |
野菜の皮など | ☆春〜秋の間 無農薬野菜の皮や卵のカラを、畑に振りまいています。 (畑に適するもの) 無農薬野菜・果物の皮、茶がら、米のとぎ汁 ☆冬季間 コンポストを使用。外のコンポスト(80cm以上地中にあるので、冬季間もかさが減量)に足しに行きます。この当番は、わが家では大人も子どもも平等に回ってきます。 |
|
残ったおかず | ・残りご飯や、おかずは次回の食事の時、さっさと全員に配ってしまう。 残りものでも、量が少ないと、意外と無理なく食べれます。 ・残り物同士を組み合せて新しいおかずを作っています。(おいしいです!!)
・高くても良い材料を使いていねいに作った、おいしいものを食べる。 もったいなくて、またおいしくて捨てられません。また食後の後味もすがすがしいです。 防腐剤や添加物等を多用したものは、総じて値段が安いですが、おいしくありません。作業効率や値段を安くするのが優先するからでしょう。長い目で見て、体の健康に悪いし、食後の後味も気分がすぐれない事があります。 |
|
買い物の時 |
・食品を購入するとき、包装材料に注目!
・プラスチック製品の購入を減らしています。 |
|
包装材に関して |
・包装材として、使用後処理しやすいと思う素材の順位です。 |
|