滝野上野幌自転車道路
1.通行できる区間(約40Km)
厚別区青葉町→もみじ台→野幌森林公園→国道12号線交差→江別市→雁来大橋→(ここから豊平川河川敷)→東橋→南大橋→ミュンヘン大橋→藻岩上の橋→石山→南区常盤(札幌・支笏湖自転車道路と交差)→国営滝野すずらん公園キャンプ場
2.江別からのアクセス例
(1)三番通を西進、そのまま厚別通りに入り、北郷4条9交差点を経由、北郷東郵便局交差点を右折、環状通りに出たら右折して、環境北大橋から滝野上野幌自転車道路または、豊平川サイクリング園路に入る事ができます。上流を向いて右側が滝野上野幌自転車道路、左側が豊平川サイクリング園路です。これが一番無難なルートでしょう。
(2)大麻13丁目通りをまっすぐ北進すると、滝野・上野幌自転車道に入ります。しばらく(豊平川の雁来大橋まで)ゴミ処分場の煙や、養豚場の臭い、沿道に散乱したゴミなどを我慢する必要性があります。あまりおすすめできません。
(3)「実際に走ってみて」に記載された通り、三番通りの江別市・札幌市市境から入ります。これは途中、ぐらつく木橋と野津幌川の急斜面土手の強行登攀があり、更に道道を渡るときに、見通しが悪く大変危険なため、(2)のルートより、更にお勧めできません。
3.実際に走ってみて(1998.5.10 掲載 1999.6.29に一部追加です。)
上野幌・滝野サイクリングロード <この日は、江別地域部分→雁来大橋→豊平川河川敷一部→環境北大橋まで>
三番通りの江別・札幌市境から札幌方面へ入りましたが、ほどなく通行止め。
ぐらつく木橋を強行突破し、野津幌川堤防土手も強行登攀。
土手からのながめはなかなか良かったですが、何やら焼却している施設もあり
ました。地図にも名称がのってない。あれは何?黒い煙がモクモクしていまし
たが。つれあいは、草原中をヒバリやアオサギのつがいをみたとの事。確かに
草原の面積は多いとは思いますが・・・
非常にわたりづらい道道(札幌への近道なので交通量多い)を渡り、更にしば
らく土手を進むと、江別市の13丁目通りの延長と交わりました。ここに、滝野
・上野幌自転車道の看板がありました。確かにサイクリングロードです。
しかしながら橋を渡る途中から、強烈なにおいが・・・養豚場だか、養鶏場だかが
複数あるようです。更に、ゴミ処理場や、資材置き場、煙突付きの何やらわけ
のわからない施設、高速道路、汚い小川の風景の重なりに加えて、車の交通量
が割合に多く、排気ガス、悪臭、騒音、風景の殺伐としたふんいきにげっそり
となってしまいました。思わずこのあたりのダイオキシン濃度はどれくらいなのかな〜
と心配になりました。
しかも、サイクリングロードにはあちこちガラス片やゴミなどが放置され、雑草や
土で荒れているのも加わって、本当にサイクリングロードという楽しい雰囲気はほとんどない状態でした。(1999年6月に改めて走行した時は、この江別→雁来大橋区間のごみは撤去され、雑草も刈って下さったようです。札幌市建設局さん、ありがとうございます。)
便利な市民生活の負の面を、負えるだけおわされている、この土地のうめき声 が聞こえてくるようで、悲しくなりました。
我慢してしばらく走ると、雁来大橋に出ます。ここで、風景は一変し、明るい
感じになります。上流を向くと恵庭岳の堂々とした形、豊平川の河原は、公園
として、いたるところ人工的に「整備」され、サイクリングロードもうってか
わってきれいに走りやすくなっていました。
でも、いままでの気分との転換がうまくゆかず、しばらく暗い気分はひきずっ
てしまいました。
帰りは、このゴミ処理場銀座をもう一度は通る気にならず、滝野・上野幌自転車道の豊平川河川敷部分を環状北大橋まで走り、そこから市街地に あがって、厚別通りを経由して大麻に帰りました。札幌市内は、結構広い歩道が 整備されているので、このほうがかえって、気分は落ち着きます。
この続きの滝野・上野幌自転車道については、また折りがあれば実際に走って報告したいと思います。