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☆ 有機農園 おやじの村 ☆

2000年8月9〜12日に北海道紋別郡白滝村の
「有機農園 おやじの村」を、里地ネットワークのイベントで、訪問させて頂きました。
イベントの内容は、パイプラインの敷設と小屋作りの作業、元気な馬・豚・鶏とのふれあい、有機農畑の体験など盛りだくさんでした。
私と連れ合いは、主に小屋作りと、農園主さんの元気な鶏・豚との触れ合いを楽しませて頂きました。とても素晴らしい体験でしたし、いい勉強になりました。
その時撮影させて頂いた写真を、農園主さんのご承諾を頂いて掲載しました。

☆小屋作り
↓2枚の柱組ができ上がってきたあたりから参加。
小屋は豊かな自然の中にあります。

おやじの村の農園主さんが、「家庭学校」の土地をお借りして、家庭学校の高い理想を基本に、若い人や子どもが農業体験をして、豊かな感性を培うベースにしたいと作り始められました。
里地ネットワークの方や里地ネットワークの呼びかけに全国から応じで来られた方、近くで有機農業を目指す若い方などが協力されました。




↓1枚目の壁が立ち上がったところ。
 いろんな場所の寸法をきちんと合わせ、筋交いで支えます。




↓3枚の壁が立った所(8/12)で私たちは帰りました。
  8/21現在、壁は4枚立っているそうです。
  左端が三重から応援に来てくださった方、とても上手でした。
  真ん中がおやじの村の農園主さん。
  座っているのが連れ合い、右端は私です。
  イベント前半はもっとたくさん応援の方がおられたのですが、この日は人数の少ない日でした。


作業中に目を楽しませてくれた、ミヤマカラスアゲハ?
(前羽の筋が緑色で、後羽の筋が青色)




☆有機農園 おやじの村 のようす
(鶏さんたち)
おやじの村の動物たちは、とても元気で毛づやも良く、健康です。
-20度にもなる厳しい冬でも暖房が入らない鶏舎ですが、鶏たちは元気に乗り越える体力を持っているそうです。
鶏舎内の匂いも少なく運動量も多いので、とても元気。
私もえさやりの時、その迫力に少しびっくりしました。
連れ合いは採卵もしましたが、手をつつかれたり、蹴られたりしたそうです。




鶏舎の外に運動場もあります。
雄鳥もいるので、有精卵の率は90%以上だとか。




こちらは若鶏たち。まだ鳴き声はぴよぴよとかわいいです。
土に散らばっているのは緑餌。畑の草をあげています。


☆豚さんたち

広い草地で放牧されていて、匂いもなく、元気できれいで毛づやの良い豚さんたちです。
とても幸せそうです。

朝のえさやりは大変です。
農園主さんの車の音を聞きつけて寝床から出てきてますが、人間のえさやりが早いか、豚くんたちの突進がはやいか。うろうろしていると、豚さんに「早くえさをくれ〜」と、どつかれてしまいます。

えさ箱にえさをあげてしまえば、あとは平和なのですが・・・・・
えさは、小学校の給食の残りが主なものですが、夏休みなどは鶏用のえさを更に発酵させたものを与えているそうです。
鶏用のえさは、麦や大豆カスの他に糠やオガクズをボカシで発酵したものも使われていて、良い香りです。



畑もとても元気で、作物が良く育っていました。
そして頂いた野菜のどれもが、コクがあっておいしい、「命」の味がしました。

こちらの食べ物を頂いていると、とても元気になるのがわかりました。
井戸水もおいしかったです。